祇園祭10 17日山鉾巡行~神幸祭
午前10時各山鉾町にありました山鉾がくじの順に従い順次出発します。
日本三大祭の一つにも数えられるこの祇園祭。特に山鉾巡行は京都の雅を体現したような華やかさを持ち、毎年多くの方々が見物に来られます。
くじ改めや注連縄切り、辻回しなど見所が随所にありますが、
やはり20mを優に越える動く博物館と呼ばれる巨大な鉾が巡行する様は圧巻の一言につきます。
何よりこれら巨大な鉾が京都の一方通行の細い道をぎりぎりに通る様は、交通規制のため一般には見ることが出来ませんが、遠くからでも見れるその迫力は大通りの姿とは全く違った印象を受けるはずです。
夕刻には、八坂神社の3体の御神体が四条寺町の御旅所に渡御される神幸祭が八坂神社から出発します。昼間の山鉾巡行と違い勇壮で荒々しい神事で、多くの白装束の担ぎ手たちにより3基の神輿が氏子地域(祗園や寺町のアーケード)を練りまわります。その熱の入った渡御は初めて見る者にはこれが祇園祭?と目を見開いてしまうほど違った一面を見せてくれます。
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