さて祇園祭も7月10日を境に俄かに慌しくなってまいります。

まずは多くの方がご存知の山・鉾の組み立てが10日から開始されます。
特に鉾は数日かけて組み立てられるもので、この組み立てが終わると曳き初めが行われ、
これには一般の方々も自由に参加できます。タイミングが合えば是非参加することをお勧めします。

10日は夕方から行われる八坂神社の御神体を神輿に乗せて御旅所に向うために、
その神輿を洗い清める神輿洗いのため、日中から様々な神事が執り行われます。

午前10時　夕刻の神輿洗いのための水を四条大橋から桶を垂らし、まずはその水を祓い清めるため汲み上げます。

午後4時30分頃　神輿洗いの神輿を迎えるため、氏子の子供たちが武士や獅子舞、鷺舞の扮装で祗園囃子の隊列に続いて八坂神社、市役所、四条御所（御旅所）と巡ります。＊市役所前ではこれら子供たちの舞が順次見られます。

午後7時頃～　八坂神社から四条大橋に向けて大松明に清められた道を一基の神輿が若衆たちに担がれて進みます。四条大橋上ではその神輿に鴨川の水をかけ清める神事が執り行われますが、雅な山鉾巡行と違い勇壮で荒々しい祭りの違った一面を見ることが出来ますので、是非足を運んでみてください。