5月節句に因んだひとしな
5月といえば京料理では端午の節会。
古来日本の宮廷で祝の日などに天皇のもとに群臣を集めて行われた公式行事のことを節会といい、年間を通じて5回にわたり節会が行われていました。
京料理では現在でも五節会としてその伝統は継承されています。
その五節会の中の端午の節会が今月に当たるため料理は端午の節句に因み鯛の冑煮をご紹介いたします。
鯛の頭を冑にも見立てて甘辛く煮たものに、
旬は春のものですが破竹の勢いを見に付け、真っ直ぐ育てという意を込めて筍をあしらい香味付けに山椒を乗せてご用意いたしました。