かまくら盛り

2月 01 2011


京都でかまくらの演出とは少々違和感を感じるかもしれません。
しかし、季節感を取り入れる京料理においては、このかまくらは冬の印象を与える良い素材でもあり、和泉屋旅館ではかまくらをお造りの器として取り扱います。

1月、2月と続けてお造りがお勧めの一品として取り上げられておりますが、
それは海産物が特に冬場召し上がっていただきたいほど旨味を持つためです。

さて氷で作られたかまくらの中には、
冬、旬の甘みが乗った甘海老、鮪、そして冬に旬を向え様々な料理に利用される寒ぶり。
主に富山近海で獲られた鰤は寒流の潮の流れによって非常にぷりぷりと脂が乗り、
内地である京都でも上質なものを召し上がっていただけます。

春を目前にした海の旬をどうぞ召し上がりください。

No responses yet

Leave a Reply