5月のひとしな
関西では油目(あぶらめ)と呼んでいますが、標準和名はあいなめです。漢字にすると“鮎並”、“鮎魚女”と書くようです(鮎のように縄張りを持つ魚・・・だとか?)。
鮎魚女の上身をトマトと共に焼き、この季節に濃いピンク色の花を咲かす皐月に見立てています。
至ってシンプルに仕上げその素材を味わっていただくあっさりとした焼物です。
そして付け合せには一寸豆に見立てたうぐいす豆をあしらいます。
緑身の強いうぐいす豆を裏ごしし練り合わせたものを一寸豆に見立てたひと手間入れた付け合せです。